- 記事で分かること
求人の応募資格必要条件に関する採用事情がわかります。
この記事を見た後は求人ごとに迷わなくなります。
- このブログの著者について
タコスはマネージャーとして採用も担当。30人以上の採用をした。今まで転職2回経験。1回目の転職で大失敗、即日解雇を受け、再就職を決意。転職活動1ヶ月で再就職を実現。みなさんが私と同じ失敗をしないように、経験に基づいて転職のアドバイスをしています。
求人の応募資格必要条件の所で迷わなくなりますので、転職活動がよりスムーズになります。しっかり準備して効率よく転職を叶えましょう!
解答:応募資格を満たしていなくも応募はできる
結論から言うと、応募資格を満たしていなくても大丈夫です。ハッキリいいます!迷わず応募してください。
勿論、応募資格を満たしているに越したことはありません。企業が即戦力を求めている以上、実際に満たしている人、限りなくそれに近い人から採用は優遇されるでしょう。
そして応募して仮に選考が通らなくても失うものは何もないです。ですので興味があったらとりあえず応募しましょう。
そして以下が応募資格を満たしていなくも採用される可能性がある理由です。
そもそも完ぺきな人はいない
募集要項の必要条件どおりの完璧な人材がいない方が現実です。
あくまでも必要条件と同等かそれに近い経験とスキルを持っている人を求めている、解釈として大丈夫です。
例えば私は大学院を卒業してすぐに海外に就職しましたので職歴がない新卒就活生でした。
海外では日本のように新卒一括採用というシステムを設けていないので、沢山の求人に応募しましたが勿論、書類選考も面接も沢山落ちました。
しかしながら幸運にも内定がもらえた企業は次のような募集要項でした。(昔の企業情報の為、一部修正してあります。)
[必要条件]
・法人営業を1年以上
・秀でたコミュニケーション能力
・顧客へのソリューション提案などを経験
[歓迎スキル]
・IT業界などでのでのカスタマーサービス、及び法人営業経験者 優遇
・日本市場の顧客管理経験者 優遇
ご覧いただけるように、私は新卒ですので法人営業経験もなく、顧客へのソリューション提案もしたことがありません。
しかしながら、外資系企業ですので英語が話せる人材が欲しかったのと、面接でのコミュニケーションの高さを買ってもらえて内定がもらえました。
誤解のないように言いたいのは、私も300件ほどの海外就職の求人の応募でほとんど選考が通りませんでした。
でもこの様に採用してくれる企業もあるということです。
そして私がこのときに内定がもらえたのは次の理由もありました。
人が足りてない
企業が人数が足りていなくなるべく早く採用したいと考えており、採用のハードルが下がっている場合があります。
例えば、事業が波に乗っており人員拡大がこれにあたります。
そのタイミングで求人に応募すると、募集要項の必要条件に完全に満たしていなくても採用されやすい場合があります。
逆に、離職率が高くて人員が足りていない場合も採用ハードルが下がったりしています。これには要注意です。
企業がどのような背景で人員を募集しているかは口コミサイトなどを参照しましょう。
ポテンシャル採用枠で探しているかもしれない
企業によってはポテンシャル採用をしています。ポテンシャル採用は、転職希望者に対してすぐに即戦力にならないとしてもその人のバックグラウンドやこれまでの経歴や自頭の能力などを考慮して採用することです。
その場合ですと、企業側の研修制度が整っており、採用された人材も時間を掛けて学び、はれて即戦力になります。
このような体制での採用の場合も募集要項の必要条件に完全に満たしていなくても採用されやすいです。
企業がポテンシャル採用枠で採用をしているかどうかは、求人票に表記されている場合もありますが、ない場合も多いです。
ここらへんは転職エージェントが各採用企業と実際に採用の事情をやり取りしていますので、エージェントに紹介してもらったほうが早いです。
応募資格を満たしていなくても採用された要因
では応募資格の必要条件を満たしていない人はどこの部分を評価されて内定をもらうことができたのでしょうか。採用担当をしている人事達はこの様に回答しているようです。
・やる気、強い意志
・ 足りない部分をカバーできる他のスキル、
・人間性
面接でやる気と強い意志を示すことで、スタートに多少遅れがあっても入社後も学び続けることで成長してくれると思ってもらえるわけですね。
足りない部分をカバーできる他のスキルは履歴書、職務経歴書、そして面接でアピールする必要がありますね。
人間性については、素直で勤勉で向上心があり、コミュニケーション能力が高い人などになるかと思います。
これらは約1時間という限られた面接の時間の中で面接官にジャッジされるということです。
つまり、その短い時間内で『やる気があり、強い意志を持ち、人間性が良く、少し要求する能力が足りないけど今までの経験やスキルでカバーができそうなポテンシャルの高い人材』
をアピールしてプレゼンをすれば良いのです。
ではどの様に準備をしたら良いか次で解説をしますね。
応募資格を満たしていなくても採用されやすくする戦略
応募資格がなくても応募はできるとおもってやみくもに応募しても書類選考で落ちてしまう可能性は高いかもしれません。
しかし以下のような工夫をすればグン書類通貨と面接突破は夢ではありません!
過去の自分の職歴やスキルを洗い出して、職務経歴書に記載、面接で話す準備
自分をプレゼンアピールするには自分を客観的に理解しましょう。
あなたはどんな経験をしてどんなスキルを持っていますか。それは今回応募する求人にどの様に活かせますか。
例えば、今までカスタマーサポートを経験していた人が法人営業職の求人に応募をしたとします。その人には法人営業経験がありません。
ではどうやって自分をアピールできるでしょうか。
その人のカスタマーサポートの顧客は中小企業の個人事業主でした。商品についての問題や、相談などを通話でいつも対応していたそうです。
その人は『法人営業でも同じ顧客である個人事業主を今まで担当してきた。彼らの抱えている問題などを今までヒアリングして解決案を提案して満足していただけるように尽力してきた経験が営業と言う形で、商品を売るという形で彼らの事業のサポートをしていきたい。』
と説明することができます。
一件、カスタマーサポートと法人営業は余り接点の無い仕事な感じがしますが、この様に前職から活かせる経験という物を見つけてアピールすることができます。
ここでは
・顧客はどちらも個人事業主
・個人事業主のビジネス上での問題のヒアリング能力はカスタマーサポートでも営業でも必要とされる
の2点がポイントです。
実はこれは私が実際に面接で言ったことがある実話でした。
なぜ自分が応募する求人で活躍できるかをストーリーを作る
また、応募資格を満たしていない求人に応募するためには人事や面接官が納得するようなロジカルなストーリーを説明する必要があります。
具体的には、
なぜ今まで自分がこのキャリアを選んで進んできて(過去)
今回この求人に応募して(現在)
将来どうなっていきたいか(未来)
の一本のきれいなストーリーを作ることです。
これが定まっていなくしっかり説明ができないと、何の計画もなく行き当たりばったりで人生を歩んできて、今回も勢いで受けているのだろう、うちの企業でちゃんと働いていけるのだろうか、と面接官には映ってしまうのです。
嘘でもいいです。本当は人生なんて計画通りに行く人なんていません。途中の縁や出会いで新しい道を知ることもあるでしょう。
ただ、面接では面接官が「なるほどね!」と言ってもらえるようなストーリーを作っていきましょう。自分が募集要項の必要条件を満たしていないのであればなおさらです。
まとめ:応募資格を満たしていなくても応募はできます
応募資格を満たしていなくても応募はできますし、採用される可能性は十分にあります!
そして応募資格を満たしていなくても採用されやすい状況やタイミングが企業によってあります。
また、応募資格を満たしていなくても内定を取りやすくするための対策が可能です!
上記を参考に、興味がある求人はどんどん応募してみてくださいね!なかなか選考は通らないかもしれませんが、失うものはないのですから!
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