転職活動

転職回数はごまかすのは可能か?

過去に転職を繰り返しているけど履歴書に書く転職回数をごまかすのはOK?

 

転職回数をごまかすのはおすすめしない

なぜならバレてしまう可能性が高いからです。

働いた期間が短く、転職回数も多いと履歴書が汚れてしまうのでなかったことにしたい気持ち、とても良くわかります。確かに、少ない転職回数のほうが履歴書の見栄えも良いです。

ですが、転職回数をごまかすとバレる可能性があるのでリスクが高いのです。

 

転職回数をごまかすことがバレる理由

転職回数のごまかしは履歴書や面接ではバレません。しかし以下の部分でバレる可能性が高いのです。

社会保険でバレる

内定が確定しても、その後の雇用保険や年金といった各種事務手続きで前職の履歴がバレる可能性があります。

 

源泉徴収でバレる

厳選徴収では職歴と在籍期間が記載されているのでバレる可能性があります。

 

身元調査でバレる

探偵事務所などが身元調査をすることでバレることがあります。身元調査を積極的に行っているのは上場企業、金融機関、インフラ系のコンプライアンスに厳しい企業が多いです。

 

転職回数をごまかすことで起きるリスク

転職回数をごまかしていることがバレた時のリスクは以下のとおりです。

損害賠償

ポイントは経歴詐欺自体は犯罪ではありません。つまり転職回数をごまかしたことがバレたことで訴えられる可能性は低いのです。

かし、経歴詐欺によって企業側が損害を受けた場合は損害賠償として訴えられる場合があります。

解雇

転職回数をごまかしたことによる経歴詐欺がバレても罪には問われないとしても、採用取り消しや解雇という措置が取られる可能性が高いです。

 

信用を失う

仮に上記の措置を逃れても、会社での信用を失いとても働きにくいリスクがあります。人に信用されずに後ろ指を刺されながら働くのは辛いものです。

 

 

転職回数としてカウントしないパターン

契約社員が雇用形態が変更される時

契約社員の経歴は転職回数としてカウントをします。しかし、勤める会社が同じで雇用形態が変わった時は転職回数にカウントしません。

 

派遣社員として派遣先が変わる時

派遣社員の経歴は転職回数としてカウントをします。しかし、派遣元が同じで派遣先が変更された場合はは転職回数にカウントしません。

 

アルバイト

アルバイトは基本的に転職としての職歴にカウントはしなくても良いです。

ですので転職回数を少なくしたい場合は記載しなくも良いですし、逆に他に職歴がなくて経歴を少しでも増やしたいと言うのであれば記載しても良いということになります。

 

転職回数をごまかしてもバレにくいケース

  • 3社以上前に2~3ヶ月で辞めた会社で、その会社で社会保険に入っていなかった場合。つまり以前働いていた直近の1~2社はバレます。
  • 数週間で辞めて、給与を貰っていなかった会社
  • 20~30人ほどの中小企業以下の規模の会社

 

転職回数をごまかす心配がない転職回数と業界

転職の回数が多すぎると感じるのは採用側の主観によります。そしてその主観は採用する企業の業界や社風によっても変わります。特に老舗の日系企業は転職回数に対してまだまだ寛容ではないのが事実です。

その上でざっくりいうと20代で4回以上の転職をしていると多すぎると感じる企業が多いかもしれません。

年代別転職回数

以下は年代別の平均転職回数です。

2848_転職回数_ごまかす_平均_1.png

引用:enミドルの転職

 

一方で転職回数に寛容な業界を知っておきましょう。以下であれば転職回数をごまかす必要はないかもしれません。

外資系企業

外資系企業は人材の流動が大きく、スキルアップを目指して転職する風潮があります。その分、実力主義で結果を出せないと解雇されてしまうリスクもありますが、転職回数の多さについても同様に寛容であることが多いです。

業界

転職回数が多くても寛容な業界は以下のとおりです。特徴としては専門性が必要とされていたり、人手不足な業界などが挙げられます。

  • IT
  • コンサル
  • ドライバー
  • 飲食業
  • 看護師
  • 士業
  • 薬剤師
  • 介護職

 

転職回数をごまかさずに転職を成功させる方法

転職回数が多いことをキャリアアップとして評価

転職回数が多いことは変えられない事実です。しかし、物は言いようです。下記が抑えられれば企業や面接官にアピールができます。

  • 退職理由が正当な理由であること(家庭の都合、会社の都合 などが)
  • 同じ業界内での転職で即戦力
  • 異業界での転職でも過去の経験が活かせるとプレゼン

特に『異業界での転職でも過去の経験が活かせるとプレゼン』ができることは大切です。

同じ業界、異なる業界であっても『過去の自分のスキルや経験が今どのように活かして活躍ができるか』が重要であり、面接官に雇うメリットをアピールする必要があります。

 

転職回数が多いことを武器に述べる志望動機例文

例) 転職回数が多く、以前はカスタマーサポートの業種経験があり今回は法人営業職に応募した場合。

『法人営業でも同じ顧客である個人事業主を今まで担当してきた。彼らの抱えている問題などを今までヒアリングして解決案を提案して満足していただけるように尽力してきた経験が営業と言う形で、商品を売るという形で彼らの事業のサポートをしていきたい。』

以下の記事から引用しています。

転職で応募資格の必要条件を満たしていないけど応募しても良い?

 

転職エージェントに相談する

転職エージェントは転職のプロであり、転職回数が多くて転職に不安がある人も沢山サポートしています。また、転職エージェントのキャリアアドバイザーは転職回数の多さを強みとして企業先にアピールもしてくれますので心強いです。

おすすめの転職エージェントは次のとおりです。

 

おすすめの転職エージェント

  • JACリクルートメント

ハイクラス転職に強いです。

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  • doda

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  • リクルートダイレクトスカウト

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まとめ: 転職回数をごまかすことはできるがリスクは高い

転職回数は一時的にごまかすことはできても、その後にバレる可能性が高くバレたあとのリスクも高いことがわかりました。

また、転職回数が多くてもそれを武器にアピールすることはできますし転職回数に寛容な業界や企業もあります。

ひとりで不安の場合は転職のプロである転職エージェントに頼るのも一つの手です。

 

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