転職活動

短期離職を繰り返すとどうなる?

 

短期離職したらまずいの?転職した時に会社が合わなくてやめちゃったことがあるんだけど次の転職に響くのかな?

 

  • この記事でわかること

・短期離職を繰り返すとデメリットがある

・短期離職を繰り返してしまう理由

・短期離職をしても良い場合

・短期離職を繰り返しても次の転職で成功させる方法

 

短期離職を繰り返すデメリット

転職活動で不利になる

企業側が採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないかと思ってしまいます。短期で離職を繰り返す人をジョブホッパーと呼びます。

また短期離職を繰り返すと面接での対策の難易度があがります。必ず退職理由をきかれるからです。

スキルが身につかない

勤務の期間が短いため得られる経験やスキルが不十分でいつまで経ってもスキルが身につかない可能性があります。

 

短期離職と思われるの勤続年数は1年未満

昔は最低3年は勤めるべきだという声もありました。しかしながらジョブ型採用の普及やコロナの影響による働き方改革、終身雇用の崩壊などがあり勤続3年以内の転職もメジャーになってきました。しかしながら1~2年以内に辞めてしまうと短期離職と見なされてしまう可能性があります。

年齢別:平均転職回数

参照元:厚生労働省 転職入職者をめぐる概況について

 

年齢別:転職回数と成功率

以下の表からわかるのは、転職回数が多いほど成功率が下がり、年齢が若いほど転職成功率が下がります。

逆に年齢が35歳以上になってくるとスキルと経験があり即戦力として採用するメリットがあるので転職率が安定してきます。

したがって20代の若いうちからの短期離職を繰り返すのはリスクが高いと言えます。

29歳以下

30~34歳

35歳以上

参照元:doda 転職は何回までできる?「転職回数」と「転職成功」の関係性

 

短期離職を繰り返してしまう理由

短期離職を繰り返してしまう理由は以下のとおりです。これらを事前に改善すれば短期離職の対策にもなります。

 

転職の目的や軸が定まっていない

転職で求めていることを明確にせずにいざ転職していしまうと、これじゃない感でがっかりしてしまい、すぐ辞めることになり結果として短期離職を繰り返してしまうことになります。

転職の目的や軸を定めて転職活動をするように心がけましょう。

具体的には

働きたい業界、職種、ワークバランス、キャリアパス、給与、などです。

 

妥協点や事前想定が不十分

完璧な職場というのはありません。転職に求める理想は確かにありますが、ある程度のギャップについて心構えをしておくことも大切です。でなければ転職後にガッカリしてしまい、耐えられません。

例えば、残業が想定したときより少し多い、職場があまりフレンドリーな雰囲気ではない、ノルマが簡単ではない、などです。

「これくらいのギャップは妥協して受け入れていこう」という転職前の事前想定をしましょう。

 

給料を優先して転職

転職の動機で最も大切なポイントの一つに給与があります。もっと高い給与を目指して転職をする人も多いと思います。それは良いことですが、高い給与だけで転職してしまったら働く環境が最悪だったと言うのはよくある失敗です。

 

情報収集が不十分

事前に企業の情報収集がしっかりとできていないため、入社後に後悔するパターンです。求人票や企業ホームページには良いことしか書いてないです。口コミサイトや転職エージェントからネガティブな情報をについても収集する必要があります。

 

短期離職をしたほうがいい時

それでも状況によっては短期離職をしたほうがいい場合があります。以下がその例です。

仕事の負担で健康を損なってしまう場合

超過労働やプレッシャーで心も身体の健康を失ってしまう心配がある場合は『すぐに』辞めてください。健康が第一優先です。ここで頑張ってしまって健康を損なった後に会社を辞めても治すのが大変です。会社はいくつあっても身体は一つしかありません。

 

家庭の事情でやむを得ない時

家族へのサポート必要で働くのが困難な場合に辞めるのは仕方ないことです。介護、病人のケアなど予想もしないことが起きるのが人生です。無理に働かず、ワークバランスが取れる企業に転職をしましょう。

 

短期離職を繰り返しても次の転職で成功するための方法

短期離職を繰り返してしまっても次の転職ではなんとか成功させたい人もいるでしょう。そのためのコツを紹介します。

 

退職理由をポジティブに伝える

短期離職を繰り返していたら企業側は必ず退職理由が気になるところです。その疑問にポジティブに答え、しかも短期離職がアドバンテージになっているプレゼンを行いましょう。

以下が気をつけるポイントです。

  • 過去の転職理由を周りのせいにしない
  • 転職の軸は一貫性を持たせる

たとえ前職を短期離職した理由が、労働環境が最悪だったなどだとしても前職の悪口を言うのは印象が良くないです。

企業側としても、気に入らないことがあったらまた退職してしまうのではないか?と思ってしまうのです。

前職では目指しているキャリア実現とは難しく、転職活動をしていると言及する程度に留めておくとベターです。

また転職の軸に一貫性を持たせましょう。たとえ短期離職を繰り返してもあなたにしかない経験やスキルが活かせることを伝えることができます。

 

転職エージェントを利用する

転職エージェントは転職のプロです。短期離職を繰り返してしまっていても、それをポジティブにとらえて企業にアピールするのを手伝ってくれます。また、自分に合った仕事を紹介してくれますので次回の転職では短期離職しないように対策できて安心です。

おすすめの転職エージェントは次のとおりです。

 

おすすめの転職エージェント

  • JACリクルートメント

ハイクラス転職に強いです。

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  • doda

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  • リクルートダイレクトスカウト

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まとめ: 短期離職は繰り返すとデメリットがあるが対策は可能!

短期離職を繰り返すと次の転職に影響することがわかりました。

しかし、いままで好きで短期離職したわけでないはずです。そして次の転職は成功させたいと思っている人もるでしょう。

短期離職を繰り返してしまう理由と対策、次の転職では成功させるためのコツを抑えて是非活躍してくださいね。

 

 

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