この記事を読んでいる人はきっと今、仕事でいじめられいて辛い思いをしているんじゃないでしょうか。
毎日辛くてどうしたら良いかわからないんじゃないでしょうか。
私も職場でいじめられていたことがあります。なんでいじめらなきゃいけないのかと思っていました。
私の体験談を元に原因と対策をお話したいと思います。
- このブログの著者について
タコスは外資系企業でマネージャー兼、採用面接官として採用を担当。30人以上の採用をした。今まで転職2回経験。1回目の転職で大失敗、即日解雇を受け、再就職を決意。転職活動1ヶ月で再就職を実現。みなさんが私と同じ失敗をしないように、経験に基づいて転職のアドバイスをしています。
仕事でいじめられる人には理由がある
誤解をしないで聞いてほしいのですが、いじめはいじめられるほうに原因があると言っているわけではありません。いじめられる方が悪いとも思っていません。
100％いじめるほうが悪いです。
ではどういうこかと言うと、いじめる人が誰かをいじめる「理由」があるということなんです。
これをまず理解していく必要があります。仕事場であなたをいじめる人は何が理由なんでしょう。
そもそも職場でいじめられる人は「優しい人」
もし仕事の中でいじめられている人がいたら、その人は大人しくて優しい人はでないでしょうか。もし今だれかにあなたがいじめられているのだった、あなたも実は優しい人ではありませんか？
優しい人に攻撃をしません。大抵のことは広い心で許してあげます、そして少しでも平和であることを好んでいる人であるはずです。
それに漬け込んで攻撃をしてくる人がいじめる人たちです。
気が強くて攻撃的な人をいじめる人はいないと思いませんか？世の中って嫌ですね。
でもあなたの優しさは素晴らしい長所です。その優しさに助けられている人は沢山いるはずです。どうかこれからもそのままのあなたでいてください。
優しい人が職場でいじめられる理由
ではどんな時に優しい人は仕事場でいじめられてしまうのでしょうか。
イライラのはけ口にしやすい
いじめ社員が仕事のイライラやストレスで怒りの矛先が優しい人に向いてしまうことがあります。優しい人は平和主義なので当たってもいいと思ってしまうのです。
仕事でミスが多い
優しい人が仕事でミスをすると、他の人にも仕事の迷惑がかかるのでいじめやすくなります。
遅刻や無断欠席が多い
優しい人が仕事でしっかりしていないと、ちゃんと仕事をしている自分が不公平に感じるのでいじめたくなります。
ひがみや嫉妬
逆に優しい人が優秀だったり、単に容姿が良いだけでねたんでいじめるようになります。
以上のように欠点があってもいじめられ、優れていてもいじめられるんなんて嫌ですね。
仕事でのいじめパターン
では優しい人達はどうやって仕事場でいじめられるんでしょうか。
無視される
まず１番手軽で、ダメージが大きいのが無視です。挨拶しても無視。質問しても無視。まるでその人が存在しないかのように扱われます。
仲間はずれにされる
属に言うハブりです。これは周りの人も巻き込んで一人だけのけ者にされるのでかなり精神的に来ます。
陰口を言われる
陰で悪口を広められて、いつの間にか悪い噂が広がって孤立していくパターンです。今まで仲良かった同僚とかもどんどんと離れていくことがあります。
仕事を教えてもらえない
教えてもわらないと困る仕事もわざと教えてくれなくて仕事で困ってしまうパターンです。結果として仕事ができない人になってしまうので更にいじめられます。周りからの評価もだんだんと悪くなっていきます。
仕事を振ってもらえない
いじめる人が上司や先輩にあるパターンです。仕事を振ってもらえないので、仕事場でもただたたずむしかできないのでメンタルがやられます。
成績が良くても評価してもらえない
これもいじめる人が上司だったりすると、どんなに仕事で結果を残しても評価されないのでいつまで経っても昇格もできないということがあります。不公平な評価ばかりされることもよくあります。
嫌な役ばかりやらされる
これも上司や先輩といった権力がある人が、嫌な仕事などを自分ばかりに押し付けてきたりします。明らかに不公平だと思っても相手は上の立場なので周りも逆らえない空気になっていたりします。
暴言をはかれる、嫌味を言われる
いじめる人の感情のコントロールが効かなくなると暴言を吐いたり、怒鳴ったりします。言葉の暴力です。
自分が弱い立場になるようにはめられる
一見、人が良さそうな人が裏で不利なるように陥れてきたり、弱い立場になるように仕組んできたりします。面と向かって攻撃してくる人よりよっぽどたちが悪いです。
プライベートに干渉する
自分のプライバシーに関してしつこく質問してきたり、意見を言ってきたりするタイプです。有給を取ろうとする時もいちいち干渉をしてきたりします。
仕事でのいじめに対する対策
仕事場でいじめられたら対策大きく2種類に分けられれます。
- 環境や相手変わってくれる
- 自分が変わるか
です。どっちを選んでも正解ですが、ラクなのは２．自分が変わる 方です。環境や相手を変える努力をするより自分が変わったほうが楽だし早いんですよね。でもそれだと何かと損になるので、まずは１．環境や相手が変わってくれる方にトライしてみましょう。ダメだったら２．自分が変わる方を選択しましょう。
ではそれぞれを解説していきます。
１．環境や相手が変わってくれる
職場でいじめられた時に環境や相手に変わってもらう方法です。具体的には以下のようになります。
やり返す
いじめられたら同じことをしてやりましょう。意地悪なこと言われたら反撃します。そもそも自分が舐められてるからいじめられるんです。
でも舐められることは悪いことはではないんです。あなたの方が優しくて大人なだけなんです。それを良いことを漬け込んでくる人が馬鹿なだけなんです。
でもやられっぱなしだったら悔しいですよね？言われたら言い返してやりましょう。睨み返してやりましょう。常に堂々としましょう。それだけでも相手はひるむはずです。
我慢する
いじめられても我慢していじめがなくなるのを待つパターンです。これはたまに有効です。例えば、仕事場が忙しくて皆がイライラしていて、八つ当たりの対象が大人しくて優しいあなただったパターンなら、職場が忙しくなくなりすれば収まります。理不尽な話ですけど世の中そんなもんです。
いじめられていることを報告して解決してもらう
自分がいじめられていることをSOSとして助けを求めるのは非常に有効です。またその手段はいくつもあります。ポイントとしては基本的に権力が上である所に報告するほど良いです。
上司に相談
まずは自分の上司にいじめられていることを相談してみましょう。１番現場の近くにいて目に付きやすいということもあり、相談がしやすいと思います。
上司がだめなら支店長、所長、それでもダメなら本社
上司に言っても動いてくれなさそうだったり、そもそも上司がいじめてくるのであればもっと偉い人に報告してみましょう。具体的にはその仕事場１番偉い人です。例えば所長、支社長、店長などです。
社内ホットラインに
企業によっては社内ホットラインというのがあります。これに連絡すると内部告発ということで大々的に行ってくれます。
例えば、セクハラとかパワハラとかでも力を発揮します。正しく機能していればすぐに部署に精査が入ります。
私の友人は某有名なホテルに勤めていますが、社員が数名でパワハラ上司をホットラインで訴えたら数日後にその上司がクビにされたそうです。
総合労働相談コーナー
総合労働相談コーナーは、労働に関する悩みや問題を専門家が受け止め、労働法や労働環境に関するアドバイスや解決策を提供する相談窓口のことです。
労働に関する法律や制度は複雑であり、自分で解決することが難しい場合があります。総合労働相談コーナーでは、労働問題に詳しい専門家が対応してくれるので、適切なアドバイスを得ることができます。
具体的には、労働条件や待遇に関する相談、パワハラやセクハラに関する相談、解雇や退職に関する相談などがあります。各都道府県にあります。
ハラスメント悩み相談室
ハラスメント悩み相談室は、職場でのパワハラやセクハラ、いじめなどのハラスメントに関する相談窓口のことです。
労働者が職場で受ける様々な形のハラスメントは、心身の健康や生産性、職場の雰囲気などに悪影響を与えるため、解決が急務となっています。
ハラスメント悩み相談室では、専門家が相談者の話を真剣に聞き、適切なアドバイスや支援を提供してくれます。具体的には、ハラスメントの証拠を集める方法や、上司や労働組合、労働基準監督署などへの相談の仕方、法的な対処方法などを教えてくれます。
ハラスメント悩み相談室は、労働者の健康と人権を守るために必要な窓口であり、安心して相談できる場所として多くの人々に利用されています。
労働問題弁護士ナビ
労働問題弁護士ナビとは、労働問題に特化した弁護士を探すことができるサイトのことです。労働問題は、労働法や労働契約などの法的知識が必要となるため、弁護士の専門的なアドバイスが必要となることがあります。
しかし、どのような弁護士が自分の問題に対応できるか分からない場合や、弁護士の選び方に不安がある場合があります。
そこで、労働問題弁護士ナビでは、地域や問題の種類、実績や評価などの条件から、自分に合った弁護士を検索することができます。
また、弁護士に対して直接相談することもできるため、相談の前に弁護士の人柄や対応力を確認することもできます。
労働問題弁護士ナビは、労働問題に強い弁護士を探す際に役立つサイトであり、労働者が自分の権利を守るために活用されています。
いじめの報告のために準備しておくもの：それは証拠集め
上記で紹介したところに助けを求めるのは良いことですが、どこでも必ずいじめられた証拠が必要になります。それがないとあなたを守りたくても動けないのです。ですので普段からいじめられていた証拠を集めるようにしましょう。以下が証拠になるものです。
記録やメモ
いじめを受けていたと確認できる記録やメモがあると強いです。何故なら物理的に証拠が残っているからです。
同僚などの第三者による証言
次に自分以外の客観的証言ということで同僚や周りの人が助けてくれることも大切です。
メール、SNSの文章
メールやSNSといった誹謗中傷といったいじめは近年深刻化しています。その証拠もしっかりと抑えておきましょう。相手が証拠隠滅で消そうとすることもあるのでしっかりと保存やスクリーンショットを取っておくのもポイントです。
医師による診断書
医者による診断書だと会社も動きます。例えば心療内科医が書いてくれたうつ病の証明や適応障害証明などがあると会社もその原因を探し出し、法的処置を取ってくれます。
場合によってはいじめられて精神を病んでしまった人の休職の手続きを取ったり、いじめた人を外の部署に飛ばしたり、上司に措置を行ったりします。
ボイスレコーダー
ボスレコーダーは重宝します。最近はスマートフォンにもボイスレコーダーをはついているので便利ですね。ポケットの忍ばせておいて、暴言を吐いたり、パワハラを言っていじめてくる社員の声をしっかりと録音しておきましょう。
2. 自分が変わる
さて、上記までは環境や相手が変わってもらうことで解決をする方法でした。それとは反対に自分が変わるという選択肢があります。最初にお話したように、自分が変わったほうが簡単で早いです。その方法も紹介しますね。
辞めて転職する
いじめられている仕事場に見切りをつけて自分が場所を変えるという方法です。
多分これを読んでいる人は、なんで自分がわざわざ場所を変えなきゃいけないんだと悔しいと思うかもしれません。
その気持は良く分かります。だからこそ最初は上記のような環境や相手に変わってもらう努力をしてみても良いと思います。
それでもダメそうだったり時間の無駄だったら、さっさと転職して素敵な環境に移るのも手です。
一つ言えることは、会社には似たような人が集まるということです。類は友を呼ぶという言葉があるのと思います。
自分に合ったいい環境へ転職することは逃げではありません。
また転職エージェントを利用すると転職活動はとてもラクになります。
転職エージェントは無料です。
自分に合った求人を紹介から面接日程調整、履歴書の添削、面接の練習もやってくれますので心強いです。
おすすめの転職エージェント
- JACリクルートメント
ハイクラス転職に強いです。
- doda
幅広い業界をサポート。
- リクルートダイレクトスカウト
登録するだけでスカウトが届く。
合わせてオススメ転職エージェントのまとめ記事がありますのでぜひ読んでみてくださいね。
まとめ：あなたは仕事でいじめられるなんてもったいない！
繰り返しますが、あなたは仕事場でいじめられてはいけない人です。でも残念ながら世の中にはいじめる人が沢山います。
大事なのはいじめられた時にどう対処するかです。
まとめると
- いじめられるのはあなたが優しい人だから。
- そしてあなたの優しさは長所です。そのままでいてください。
- いじめる人の理由を知る。
- いじめられたら方法は大きく２種類ある。
- 転職は逃げではないです。
どうかこの記事で今、仕事場のいじめで悩んでいるあなたが毎日たのしく働ける日が来ますように。
私はあなたの味方であることを忘れないでください。