- このブログの著者について
タコスは外資系企業でマネージャー兼、採用面接官として採用を担当。今まで転職2回経験。1回目の転職で大失敗、即日解雇を受け、再就職を決意。転職活動1ヶ月で再就職を実現。みなさんが私と同じ失敗をしないように、経験に基づいて転職のアドバイスをしています。
あなたの今の仕事、もしかして激務じゃないですか？
今、仕事が忙しすぎて辛いと思っていてもそれが普通だと思っていませんか？会社の中の人達もそれが当たり前だという雰囲気にしていませんか？もしかしたらあなたの感覚が麻痺しているのかもしれないです。
なので激務の基準というものを説明しますね
仕事が激務と考えられる基準とは
週の労働が60時間を超えると激務だと言われています。もしあなたの今の仕事が60時間を超えているなら激務と思ってよいでしょう。
引用:Robamimi
また過労死の可能性が出てくるのは月の残業が80時間を超えたときだと言われています。
また、激務は労働時間だけでは決まりません。
労働時間が多くなくても、仕事の内容が毎日目まぐるしかったり、危険だったりするとそれも激務と言えます。
激務は労働時間と内容を問わず、健康に悪い影響が出る仕事内容だと考えてください。
仕事が激務で影響すること
激務の仕事は、身体的・精神的なストレス、プライベートな時間の減少、キャリア上の成長の制限など、多くの問題を引き起こします。以下では、それぞれの問題について詳しく解説します。
身体的・精神的なストレスの問題
激務の仕事は、長時間労働や過剰な業務負荷などが原因となり、身体的・精神的なストレスを引き起こします。
このようなストレスが長期間続くと、うつ病や不安障害、ストレス反応性身体症状などの健康問題を引き起こすことがあります。
また、ストレスは免疫力を低下させ、疲労感や集中力の低下、不眠などの症状を引き起こします。これらの症状は、仕事に対するモチベーションや生産性にも悪影響を与えます。
プライベートな時間の減少の問題
激務の仕事は、残業や週末出勤など、プライベートな時間を奪う原因となります。このような時間の制約は、家族や友人との時間を減らすことや、自分自身の趣味や休息の時間を減らすことを余儀なくされます。
プライベートな時間の減少は、心身の健康に悪影響を与えるだけでなく、家庭生活や社会生活にも悪影響を与えることがあります。
たとえば、家族との時間が減ることで、家族間のコミュニケーションや関係性が悪化することがあります。
キャリア上の成長の制限の問題
激務の仕事は、常に多忙であるため、キャリアアップに必要なスキルや知識を身につける時間が限られてしまいます。
また、過剰な業務負荷によって、新しいプロジェクトや責任を引き受けることができない場合があります。
激務な仕事は早く辞めたほうがいいです
激務な仕事については、辞めるべきか辞めないべきか迷う必要が無いです。
すぐ辞めましょうが答えです。激務な仕事をしていると遅かれ早かれ限界が来ます。それは身体の不調であったり、メンタルがやられたりすることもあります。
限界まで働いてはダメです。潔く辞める勇気が必要です。
（私の体験談）仕事が激務の末にパニック障害になった話
私も当時は激務な仕事をしていました。そして激務に負けてしまう自分が嫌だったし、変なプライドも当時はありました。よく、言葉には自分の限界を超えるというものがありますが、自分の限界を超えた先にあったのはパニック障害でした。
ある日、今までと同じように仕事に取り掛かっていると急に不安な感情が襲ってきました。なにも怖い事は怒っていないのにどんどん恐怖感が大きくなってきて感情がコントロールできなくなってきました。
それに焦ってしまった更にパニックになり今にも発狂しそうで呼吸は上手くできないし、身体は震えるし、額からは冷や汗がとまらなくなりました。
同僚に気づかれたくないと思い、トイレに駆け込みましたがめまいが止まらなかったのを覚えています。その時はしばらくして落ち着いたのですが、それ以来、定期的にこの謎の発作が発動するようになってしまいました。
そして結局、これ以上仕事は続けられなくなり仕事を辞めましたがパニック発作は半年以上続きました。いつ発作が起きるのかわからなくて外出もできないし、家に塞ぎ込んでいるとメンタルもどんどん落ちていくし、悪循環しかありませんでした。
その時思ったのが、「なんで限界まで仕事をしたんだろう。なんですぐ辞めなかったんだろう」です。
こんなに一生懸命仕事を限界まで頑張ったのに、病気になって仕事を辞めた後は会社は面倒を見てくれません。残ったのはパニック障害というなかなか治らない精神疾患でした。
だから今、激務で頑張っている皆さんには同じ経験をしてほしくないのです。
激務な仕事を辞められなくて今の仕事が全てだと思い込んでいませんか？
それは思い込みです。激務であればあるほど、人は正常な判断を失います。なぜなら忙しさで考える時間も体力も無いからです。さらに激務で疲れた頭は正常な判断力を失います。
その結果、今の仕事以外の選択肢があることに気づけ無いのです。
そして今やっている激務な仕事が異常ということにも気が付かないのです。
今の激務な仕事を辞められないと思ってしまう理由
自分が辞めたら仕事場が回らなくなって迷惑をかけてしまう
答えを言うと、あなたがいなくなっても仕事は回ります。あなたがいなくなった途端、周りでカバーしたり、他から応援をよんだりしてどうにかなります。そしてあなたがいたことは事は数ヶ月もすれば皆忘れます。そんなものです。
ですので自分が辞めたら会社が困るという思い込みを今すぐ捨ててください。誰もあなたを絶対に必要としていません。
（私の体験談）私が激務のマネージャーを辞めても問題なかった話
私は外資系の企業でマネージャーをしていたことがあります。数十人のメンバーを束ねて引っ張っていくことにやりがいを感じていましたし仕事自体が楽しかったです。ある時、キャリアアップということで他の会社へ転職をする機会がありました。
しかし、今のチームをおいて当時の会社を去るのが心残りでした。自分がチームを引っ張っていかないとチームは月のノルマを達成できないし、成り立たないと思っていました。そして、自分の後にそれを引き継げる人もいないと思っていました。
でも結局、後ろ髪を引かれる思いで転職をした後に気づいたのは自分がいなくなっても仕事は全く問題なかったことでした。社内から新しいチームマネージャーが抜擢されてチームは何事もなかったかのように機能していました。
それを知って安心したのと同時に虚しさみたいなのを感じたのを覚えています。
どんなに重要な役職で働いていたとしても自分が辞めても会社は基本的には困らないのです。これが真実です。
辞表を出すのが怖いなら退職代行サービスがあります
激務の職場ほど、辞められる雰囲気じゃないことが良くあります。辞表を上司に出したらいびられるという心配をしている人もいるんじゃないでしょうか。気持ち凄く分かります。
そんな時は退職代行サービスを利用しましょう。
退職代行サービスはコチラの記事でも紹介しているので是非読んでみてくださいね。
激務な仕事を辞めてさっさと転職しましょう
この世で１番大切なのはあなたの健康です。自己実現やキャリアはその次です。そして人生は１００年と言われている現代で、今の激務のせいで健康を害しては絶対にダメです。
迷っていないですぐ転職してください。あなたが心身ともに健康で活躍できる環境はいくらでもあります。
激務な仕事で転職活動する時間がないなら転職エージェントを利用してサポートしてもらいましょう
激務すぎて転職活動が大変な時は転職エージェントを利用しましょう。私も激務で時間も体力も無い時にとてもお世話になりました。
激務の人に転職エージェントをオススメする理由は以下のとおりです。
キャリアアドバイザーが転職のアドバイスをしてくれる
激務で今の仕事をすることで精一杯の中、転職についてしっかり情報収集ができていなくても転職エージェントのキャリアアドバイザーの方は転職のプロですので、しっかとしたアドバイスをサポートをしてくれます。
今まで私が利用した転職エージェントのキャリアアドバイザーはどこも親身になって話を聞いてくれました。時には、すぐに転職をしなくても話を聞いてくれたこともありました。
求人を紹介してくれるので探す時間が省ける
転職エージェントのキャリアアドバイザーは面談でヒアリングをした内容を元にオススメの求人を紹介してくれます。その中から気になる求人に応募ををするだけでOKです！ですのでかなりの時短ができます。
履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる。面接の練習をしてくれる。
履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたり、面接の練習を一緒にしてくれる転職エージェントは多いです。激務で忙しい我々は、キャリアアドバイザーのアドバイス通りに従ってやればいいだけです。これを一人で考えて試行錯誤をするのは激務の中ではとても大変です。
面接のスケジュール調整をしてくれる
激務の中の転職活動は大変ですよね。面接のスケジュールを組むのだって一苦労なはずです。私も当時は夜遅くまで毎日働いていたので苦労しました。
転職エージェントなら自分の忙しい状況を伝えて、面接先の企業と上手く面接スケジュールをすり合わせてくれるので非常に心強いです。
おすすめの転職エージェント
- JACリクルートメント
ハイクラス転職に強いです。
- doda
幅広い業界をサポート。
- リクルートダイレクトスカウト
登録するだけでスカウトが届く。
合わせてオススメ転職エージェントのまとめ記事がありますのでぜひ読んでみてくださいね。
まとめ：繰り返しますが、激務はメリットがありません。すぐに辞めてください。
激務で今頑張っている皆さん、どうか目先の大変なことだけに全て捧げないでください。
私が激務で身体を壊して退職した後もパニック障害になって苦しんだ話を思い出してほしいです。
激務の先にあるのは失った自分です。
健康を第一に輝ける場所で働くことが1番ですから是非激務で辛い人は転職をしてください。
転職に不安があっても転職エージェントのキャリアアドバイザーはきっと寄り添ってくれるはずです。