仕事を辞めたいけれど、それは逃げなんじゃないかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
それは状況によります。何故自分が仕事を辞めたいのか、仕事を辞める目的や理由などをしっかりと見つめ退職するをすることで逃げではない退職が可能です。
仕事を辞めるのは逃げじゃない
仕事を辞めることは必ずしも逃げではありません。
まず退職は権利であり、選択肢です。
逃げというのは解釈であり、事実ではありません。
退職が逃げなのかどうかは人の解釈によるのです。
また、本当は仕事を辞めたいけど「逃げちゃダメだ」「もっと頑張れる」と自分に無理をして働いていることがあります。
人は追い込まれていると正しい判断ができないものです。
ですから自己判断で仕事を辞めることを逃げなのかどうか判断するのは非常に危険なのです。
仕事を辞めるのは逃げじゃない7つの状況
自分で退職を辞めるべきか判断するのは危険ですので、以下のポイントを参考にご自身を判断してみて下さい。
精神的に追い詰められている
精神的に追い込まれると心身共に健康を害します。
特にメンタル疾患になるとうつ病、適応障害、パニック障害になり、治すのが大変です。時間もかかります。
なにより、精神的に追い込まれていると自分の状況を適切に判断できないくなりますので要注意です。
精神的に仕事がキツイと感じたら勇気を持って病院に相談して、必要であれば退職しましょう。
今の仕事が自分に向いてない
人には適材適所があります。
自分に向いてない仕事はいくら頑張っても伸びないことだってあります。
自分の得意なことと苦手なことを理解して、どうしても今やっている仕事が向いていないと感じる場合は勇気を出して退職しましょう。
あなたの得意分野で活躍できる仕事はいくらでもありますよ!
自分にぴったりな求人を転職エージェントは紹介してくれますので登録して求人を見るだけでもおすすめです。
おすすめの転職エージェント
- JACリクルートメント (無料)
ハイクラス転職に強いです。
ハイクラス転職に強く、登録するだけでスカウトが来るタイプです。
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求人の種類と数は業界一です。キャリアドバイザーが履歴書添削や面接の練習もしてくれます。
職場環境が酷い
以下の場合だと職場環境が悪いと言えます。
- 過酷な労働
- 常に人手不足
- 長時間残業
- 土日祝日出勤当たり前
- 人間関係が最悪
これらに苦痛で耐えられそうになければ退職をしても良いと考えましょう。
他にやりたい仕事がある
他にやりたことがあって仕事を辞めるのは前向きな退職と転職です。
他にやりたことの理由は以下のような具体例が挙げられます。
- スキルアップを目指す
- 他業界に挑戦したい
- 管理職になりたい
- ワークライフバランスを大切にしたい
- フリーランスになりたい
自分では解決できない問題が原因
職場の人間関係や労働環境は自分の力では改善できないものです。
また家庭の問題として、親の介護、子供が生まれたなど、状況の変化が考えられますし、自分一人では解決できない問題です。
その際は、今の環境に我慢せずに自分に合った仕事を探して退職しましょう。
業界の衰退や業績の悪化
会社の業績が悪化していたり、将来が心配される業界で我慢して働くのはリスクがあります。
具体的には以下のようなリスクが考えられます。
- リストラ
- 給与が下がる
- ボーナス無し
- 会社の倒産
- 労働環境の悪化と人手不足の負担
働きにくくなり、自分の将来も危ぶまれますので勇気ある転職と退職をするべきです。
将来性のある業界は
マイナビエージェント:将来性(今後の需要)がある仕事15選! それぞれの特徴や転職のポイントを紹介 が参考になります。
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ハラスメント被害
会社でのハラスメントは様々ありますが、よくあるのは以下のものです。
- パワハラ
- セクハラ
そしてハラスメントとして判断するのもグレーゾーンであったり、ハラスメントを受けたほうが我慢してしまったりと状況が深刻化して手遅れになることもあります。
体験談:私が3ヶ月で逃げるように仕事を辞めた話
私は入社した大手企業を3ヶ月で辞めたことがあります。
そしてその決断は大正解だと思っています。
私が入社した大手企業は物凄く激務で酷い労働環境でした。
口コミサイトでもホワイトと言われていたのに全く正反対の環境に驚いたのをよく覚えています。
配属された部署では既に2-3名の社員が身体を壊して潰れて休職をしていました。
そして私が入社して直ぐにまた1名の社員がメンタルをやられて休職になりました。
そのため私は入社して直ぐに、潰れた社員の代わりを仕事を任され毎日夜の10時まで働きました。
昼食も夕食も食べる時間はありませんでした。
このままだと自分も潰れると思ったので、直ぐに退職をして転職をしました。
その際に利用したのは以下の転職エージェントです。
私は早期退職しての転職でしたが、転職エージェントが企業先に私の早期退職理由を上手く説明してくれたので非常に助かりました。
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今、仕事から逃げたいと悩んでいる人へ
大前提として仕事を辞めることは逃げではありません。
現在、仕事が辛くて辞めたいという人は以下のチェックポイントを確認して本当に辞めるべきかどうか整理してみましょう。
もしかしたら、仕事を辞める必要は無いかもしれません。
仕事を辞めたい理由を整理
まず「何故、私は仕事をやめたいんだろう?」と問いかけてみましょう。
原因を特定します。
前述したような以下のような点であれば退職をすぐ考えましょう。
- 精神的に追い詰められている
- 今の仕事が自分に向いてない
- 職場環境が酷い
- 他にやりたい仕事がある
- 自分では解決できない問題が原因
- 業界の衰退や業績の悪化
- ハラスメント被害
今の仕事で改善できそうな点を探す
仕事を辞めたい原因を整理したら、自分で改善できそうな点を考えてみましょう。
以下のような例があります。
仕事のつまらない。モチベーションが保てない。
自分で仕事の中で目標やノルマを作ってやってみましょう。
ゲーム感覚のように達成する楽しさがあるはずです。
役に立っている意識を持つ
「こんな仕事やっていて何の意味があるんだろう?」と仕事で思うことはありませんか?
そんな時は、その仕事が誰の役に立っているか想像してみて下さい。
少なからずお客さんや利用者の役に立っているはずです。
そう思うとやりがいを感じてくるでしょう。
仕事を辞めるメリット・デメリットを整理
仕事を辞めることのメリットとデメリットを比較して、納得できれば退職しましょう。
そうすれば退職後になってデメリットが大きすぎて後悔することがなくなります。
以下はよくある退職のメリットとデメリットです。
メリット
- 仕事の嫌なこと全部から解放
- 時間と余裕ができる
- 心と身体を休める事ができる
デメリット
- 収入が途絶える
- 将来への不安を感じる可能性
- 世間からの目が気になる
【関連記事】転職はメリットだらけ!【転職は良い人生】
時間を作って休んでから考えよう
仕事で心も身体も疲れていると正しい判断ができなくなっています。
ですので、長期の休みをとってゆっくり考え直すのも有効です。
できれば一週間の休暇は欲しいところです。
有給や休職を利用してみましょう。
休んでいくうちに新しいアイデアや考え方が見えてきます。
退職代行を利用して退職も可能
もう何もかも限界で、もう無理!
考えたくもないし、動けない!
という人は退職代行を利用してサクッと辞めてしまうのも有効です。
退職代行とは、自分の代わりに会社を辞める手続きを代行してくれるサービスです。
退職を決意したけど、会社に辞める意思を伝えるのが怖い、面倒、時間がないという方におすすめのサービスです。
即日退職も可能な退職代行がほとんどです。
退職代行業者に依頼すると、退職の意向を伝える文書を作成し、会社に送付します。
また、退職に必要な書類の作成や、退職金の交渉なども代行してくれます。
退職代行に無料相談ができるところが多いですし、最近はLINEでのやり取りも可能です。
退職代行の流れ
退職代行の利用の流れは以下のとおりです。
- 退職代行に相談
- ヒアリング
- 料金の支払い
- 退職代行による手続作業
- 貸与物と退職届を郵送で退職完了
貸与物などの返却も郵送ですし、手続きも退職代行が仲介してやってくれるので安心です。
おすすめの退職代行
合同労働組合が運営しいるので安心です。全国で即日退職対応しています。LINEで無料相談も可能。
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次の仕事ではすぐ辞めて逃げたと言われないようにするために
次の職場で幸せに働くためのコツを紹介します。つまり失敗しない転職です。
転職活動を成功させよう
転職活動が成功できれば、次の職場でも幸せに長く働いて、すぐ辞めるようなリスクは少なくなります。
転職活動は準備が大切です。
転職エージェントで利用する
自分に合った仕事を探すのは時間と労力が消費して大変です。
それをサポートしてくれるのが転職エージェントです。
転職エージェント無料で、自分の希望に合った求人を紹介してくれるので安心です。
以下は私が実際に利用したオススメの転職エージェントです。
おすすめの転職エージェント
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ハイクラス転職に強いです。
ハイクラス転職に強く、登録するだけでスカウトが来るタイプです。
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口コミサイトで企業を調査
求人を見て応募しようと思った会社は口コミサイトで必ず確認しましょう。
求人や企業ホームページには良いことだけしか書いてません。
口コミサイトはOpenWorkがおすすめです。
口コミ数が一番多く掲載されています。
転職エージェントのキャリアアドバイザーにも心配な点は確認しても良いかもしれませんが、全ては教えてくれないかもしれません。
口コミサイトで確認したほうが良い点は以下の通りです。
- ワークライフバランス
- 人間関係
- 仕事のストレス
- 職場環境が酷い
- 経営状況や業界の展望
仕事を辞めるのが逃げたと思われるケース
次のシチュエーションだと、退職した際に逃げたと思われる可能性があります。
しかし、逃げた、というのはあくまでも他人の解釈であるということを覚えておきましょう。
上司に怒られてすぐ辞める
上司に怒られて凹んだり、気に入らないという理由ですぐ辞めると逃げたと思われそうです。
短期退職を繰り返している
短期退職を繰り返していると忍耐がなく仕事の嫌なことから直ぐ逃げている感じるかもしれません。
仕事のミスを隠して/バレて辞める
仕事のミスがきっかけですぐ辞めてしまうと、ミスから逃れようとして辞めたと思われます。
仕事の責任が嫌で辞める
責任が伴うとプレッシャーも大きいので、責任をまっとうしないまま辞めると辞めたと思われるかもしれません。
しかし、責任を持つことは大切ですが、自分の心と身体の健康を第一に考えて仕事を辞める選択肢は時には必要です。
仕事を辞める逃げ癖によるリスク
逃げるようにして仕事を辞めてしまった場合は以下のようなリスクが考えられます。
失業保険が受けれらない可能性
会社で一定期間以上、勤め続けないと失業保険は受けることができません。
短期退職の場合は、自分の貯金などで生活していく必要があります。
短期退職が多いと採用されにくくなる
採用する会社としても「うちに入社しても直ぐに辞めてしまうだろう」と思われてしまうので、採用に受からない可能性が大きくなってきます。
会社は書類選考や面接では直接そのようには伝えませんが、内心はそのような理由で不採用にすることがあります。
嫌なことがあった時に我慢できない
逃げ癖がついていると、少しでも気にいらないことがあったら直ぐに辞めてしまうことになります。
仕事の良さを実感する前に辞めてる可能性
入社したばかりの仕事は覚えることが多かったり、慣れていないので大変に感じるでしょう。それで嫌になって辞めてしまうのはもったいないです。
試用期間を終えて仕事に慣れてきた当たりで仕事のやりがいや楽しさを感じてくることが多いのでそれまで続けてみるのも良いかもしれません。
新しい仕事をするのが怖くなる
少しでも仕事で嫌なことがあって辞めてしまい、仕事が嫌な印象のままだと次の新しい仕事する時もネガティブな印象で怖くなってしまうことがあります。
仕事を辞める逃げ癖を改善する方法
次のことを心がけておくと直ぐに仕事を辞めずにいられるかもしれません。
逃げた時のデメリットを考える
デメリットを把握しておくと、仕事を続けている方がマシなことがわかり辞めずに住みます。
一番大きなデメリットは収入が途絶えてしまうことが挙げられます。
問題解決能力をつける
仕事での嫌なことで辞めたい気持ちは分かります。その嫌なことや問題は解決できるものかどうか考えてみましょう。
- 自分で解決できそう
- 自分で解決できない
で分けると良いです。
自分で解決できないような問題は、会社の上司に相談してみましょう。
上司が問題なのであれば会社の人事や本部に相談するのもアリです。
仕事選びを失敗しない
転職を正しく、慎重に行えば会社とのミスマッチがなくなり後悔が少なく働くことができます。
転職が成功すれば、すぐに辞めてしまうリスクも減るでしょう。
まとめ:仕事を辞めるのは逃げじゃない!自分の幸せを優先しよう!
繰り返しますが、仕事を辞めることは逃げではありません。
退職は権利であり、選択肢です。
我慢しすぎて、心と身体を壊してしまい本末転倒ということにもなりかねませんので気をつけましょう。
また、仕事をすぐ辞めてしまうことを繰り返すことによるリスクや、仕事を辞めなくても良い可能性があるポイントなども紹介しました。