- 記事で分かること
- 退職理由は嘘をついて良いのか
- 退職理由につかえるおすすめの嘘
- 退職理由で嘘をつくときに気をつけるべきこと
面接ではよく前職の退職理由について聞かれることが多いです。前職によってはネガティブな理由で退職をしてしまった人もいるかも知れません。
例えば、上司が嫌だった。給料が低かった。などはあるあるです。
それを面接で正直に言ってしまうと印象が悪くなってしまい、確実に内定の確率が下がってしまいます。
そのため面接で退職理由の嘘をつくことは致し方ないと言えます。
面接で使えるおすすめの嘘の退職理由
以下の退職理由を面接で説明すると印象が悪くなりません。
キャリアアップ
キャリアップの転職を目指した退職理由は前向きであり、面接で1番印象が良いです。
前職の経験から今後どのようにキャリアアップしたいか伝えられるようにしましょう。
家庭の事情
家庭の事情は企業側も深く踏み込めない内容なので無難な回答になります。その代わり、信ぴょう性があまり無いとも言えます。
資格取得
資格取得も前向きにキャリアを目指した上での退職理由になります。
ただし、そのかわりなにかしら資格を取っていないと有言実行できない人だと思われてしまうので注意です。
体調不良
療養するために退職したと説明をすれば面接官は納得するでしょう。必ず合わせて、現在は感知して働くことができる状態だということを伝えましょう。
コロナ禍による影響(外的要因)
近年はコロナ禍で企業の雇用や業績が不安定になっているため、退職せざるを得ない人が沢山います。そのトレンドに合わせて、自分の退職理由にしてしまうことができます。沢山の人が直面している問題ですので面接官も理解を示してくれるでしょう。
転職先から好条件のオファーを貰った
もし、昔勤めていた企業で短い期間で転職をしていた場合(前前職から前職など)にすぐに退職した理由を聞かれるかもしれません。
すでに過去の話ですので、別企業から(前職)から好条件のオファーを貰ったので前の会社(前前職)を直ぐに退職したと説明しても良いでしょう。
好条件のオファーが理由なのであれば自分はそれだけ市場価値が高く、企業から必要とされているということもアピールができます。
面接で使えるおすすめの退職理由のポイント
ポジティブに伝える
ネガティブな理由で退職する人が多いのは事実です。しかし、ネガティブな理由も見方によればポジティブな理由に変換することができます。
前向きに転職活動をしている人はとても印象が良いです。
ネガティブな退職理由あるある
- ずっと同じ作業でつまらない
- 労働拘束時間が長すぎる
- 上司が高圧的な命令ばかりでいやだ
↓ 上記のネガティブな退職理由は以下のようにポジティブに伝えることができます。
ポジティブな退職理由
- 現職の経験を生かしてよりスキルアップを目指したい。
- タスクに対して裁量を持ちフレキシブルに取り組んで活躍していきたい。
- 社員同士が対等に意見を出し合いチームワークを活かして仕事をしていきたい。
上記を見てわかる通り、ものは言いようです。伝え方次第です。
しかも何だか完全な嘘をついてる感じではない気もしませんか?
自分が気づいていなかっただけでポジティブな退職理由は見つかります。
一貫性を持たせる
一貫性を持たせるというのは『ストーリー性がある』ということです。逆に行き当たりばったりな退職理由ではいけないということです。
過去→現在→未来
のキャリアが一つのストーリーとして繋がっているようにしましょう。
例を紹介します。
転職のホンネ
新卒での就活に失敗して好きでもない営業に配属。
↓
ノルマが苦痛で1年後に退職。
↓
今回就職活動をして在宅ワークのカスタマーサポート職に興味が湧く。
理由は営業のようにお客さんに合わなくてラクそうだから。
数字のノルマがないから。
↓
面接で正直に言っているが内定が貰えない。
これでは全くポジティブじゃないですし、一貫性もないですね。
面接官の人は聞いて採用したいと思わないでしょう。
しかし、ホンネはそうだったとしてもポジティブで一貫性のあるストーリーにして伝えることができます。
営業の経験をカスタマーサポートに活かせることを見つけましょう。
(昔)営業職時代:お客様のビジネスでの問題に寄り添い、最適な商品の提案をすることに喜びを感じていました。
↓
(未来)カスタマーサポート職:より深くお客様の問題の解決に貢献したいと思い、転職を希望しています。
上記であれば、ポジティブで過去から未来へのストーリーに一貫性があります。
さらに、面接官に自分を採用するメリットも伝えることができます。
退職をやむを得なかった感を出す
自分のせいではなく、外的要因で退職しなければならなかったように伝えると印象が悪くなりにくいです。
ポイントは外的要因に嫌気が指して自分の意志で辞めたのではなく
外的要因が原因で自分は働きたかったが致し方なく退職しなければなかったことを伝えることです。
退職をやむを得ない理由の例は上記のように家庭の事情、病気、コロナやリーマンショックといったものになります。
面接で退職理由関連の避けるべき嘘
転職回数
転職の回数はバレやすいので嘘をつかないことをおすすめします。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
ブランクの期間
ブランクも同様に転職回数と合わせてバレやすいので嘘をつくことをおすすめしません。
また、ブランクは決して悪いことではなく理由を面接で説明ができれば問題ありません。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
まとめ:面接でおすすめの嘘の退職理由は効果的
嘘はよくないものですが退職理由によっては面接で上手な嘘をついてもいいと思います。
そして嘘も方便であり、一見、ネガティブな退職理由もポジティブに置き換えて一貫性のあるストーリーを作ることができれば面接官にアピールすることも可能です。
もし、面接で退職理由についてどのように説明したら良いか困っているのであれば転職エージェントを利用するのもおすすめです。
転職エージェントを利用すると転職活動はとてもラクになります。
転職エージェントは無料です。
自分に合った求人を紹介から面接日程調整、履歴書の添削、面接の練習もやってくれますので心強いです。
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合わせてオススメ転職エージェントのまとめ記事がありますのでぜひ読んでみてくださいね。