- このブログの著者について
タコスは外資系企業でマネージャー兼、採用面接官として採用を担当。今まで転職2回経験。1回目の転職で大失敗、即日解雇を受け、再就職を決意。転職活動1ヶ月で再就職を実現。みなさんが私と同じ失敗をしないように、経験に基づいて転職のアドバイスをしています。
TOEICとは
TOEICとはTest of English for International Communicationの略称で、世界中の企業や団体で利用されている英語力測定テストのひとつです。
TOEICは英語による国際コミュニケーション能力を測定するために設計されており、日常生活での英語表現や簡単なビジネス英語から、ビジネスの場面で必要な専門用語や表現、そして高度なビジネスコミュニケーション能力まで幅広い領域をカバーしています。
リスニングとリーディングの2つのセクションから構成されており、受験者のスキルを客観的かつ正確に評価することができます。また、TOEICは、国際的な標準化テストであり、受験者の英語力を国内外で比較することができます。
就職や転職、海外留学、海外出張など、さまざまなシーンで利用されることがあり、世界中で約150カ国以上の企業や団体で利用されています。
結論：TOEICスコアはあったほうが転職には何かと有利
一般的にTOEICスコアがあったほうが転職活動で有利な理由は以下のとおりです。
努力の証として証明される。
まず、TOEICは世の中でもよく知られている資格になりました。ですので沢山の人がTOEICのスコアであなたがすごいかどうかや、頑張った人なのかどうかを判断し易いのです。
仮にあなたが、とてもマイナーで誰も知らないような資格を物凄く勉強して取ったとします。でもその資格を知っている人は少ないので、周りの人はあなたがすごいのか、頑張ったのかどうかよく分からないのです。
だから努力して取ったTOEICは人に評価されやすいという点でとてもお得な資格なんですね。
転職活動においても、TOEICの高いスコアを履歴書に書くことができるなら面接官は勿論評価するでしょう。
英語を必要とされる業界や業務に転職だとTOEICスコアがとても大事
業務上英語を使う必要があるので求人にはTOEICスコアが要求されることがあります。具体的なTOEICスコアが表記されていなくても以下のような業界では英語を重視することが多いです。
商社
商社は世界各国に支社を持っていることが多く、海外転勤もよくあります。ですので英語を使う機会が多く、転職にはTOEICスコアを要求することがあります。
メーカー
メーカーも同様に海外に工場や支社があるところが多いので出張や転勤があるためTOEICスコアがあると転職に有利です。
IT
IT企業は職業柄、海外とやり取りすることが多かったりするので英語ができる人を重宝します。また、IT用語や仕事の内容も英語が沢山でてきたりするので、英語に慣れている人が企業としては欲しかったりします。
楽天
楽天は社内共通語を英語にしており、具体的なTOEICスコアを入社の条件に掲げていることで有名な企業です。
外資系転職では逆にTOEICは必要とされない
外資系の企業こそ英語を物凄く使うと思うのですが、TOEICのスコアは要求されないことが多いです。なぜなら面接の段階で英語で実施されて応募者の英語力というものが実際に試されるからです。
TOEICはできて当たり前、もしくはTOEICの点数が良くても英語で業務ができるとは限らない。というのが外資系企業の考え方です。
しかし全ての外資系企業の業務が英語を必須としているわけではないので安心してください。
ちなみに外資系企業の転職を考えているならLinkedInはオススメです。
こちらにLinkedinについての記事を書いていますので読んでみてくださいね。
英語力を必要としない求人や業界での転職ならTOEICはそこまで気にしなくて良い
TOEICのスコアがあると転職活動には良いと書きましたが、応募する求人が英語とは全く関係ないのであればTOEICスコアは気にしなくていいです。あくまでも無いよりは合ったほうが良いという話です。
転職で１番大事なのは応募する求人で活躍できるだけの職歴、つまり実務経験とスキルです。
転職前にTOEICを１ヶ月で１００点上げた方法
この記事を読んでいる人の中には、忙しい中で短期間で効率よくTOEICの点数を上げたい人がいると思います。私が実際に１ヶ月でTOEICの点数を１００点上げた方法を教えますね。やり方はとってもシンプルです。
公式テキストを完璧になるまで使い倒す
TOIEC対策なら公式問題集を使いましょう。問題形式やレベルがTOEICの試験と同じなので対策がしやすいです。こちらが今のところ最新版ですね。
TOEICのコツは問題形式に慣れることです。何度も何度も復習して完璧にできるようにしましょう。完璧というのはリーディングの問題もスラスラと読めるようになるまで読み込み、リスニングの問題も全てが理解できるようになるまで何度も何度も聴きます。
こうすることでTOEICの出題形式と英語のレベルに慣れることができます。
TEOICは以下がポイントになります。
- リーディングは早く読めて、大量の問題を早くさばくこと
- リスニングは出題パターンに慣れて、問題の正解率を上げること。
もし使っている公式テキストが完璧にできるようになった一個前の代の公式テキストを始めましょう。そしてまた同じ繰り返しです。
こちらが一個までの世代の公式問題集です。
TOEICの公式テキストに合わせて英語の文法を勉強したい人は
FORESTを使いましょう。これ一冊あれば他の英語の文法書はいらないです。
履歴書に書いて転職が有利になるTOEICのスコアは600点から
一般的に履歴書に書いて英語力を評価されるTOEICの点数は600点からと言われています。
そしてTOEICの点数別のビジネス上での英語レベルのめあすは以下のとおりです。
TOEIC600点
ビジネスでの英語能力が初級レベル。基本的なビジネス英語表現には理解しているが、ビジネスに関する専門用語や表現には慣れていない。ビジネスの文書を読んだり書いたりすることが難しいことが多い。ビジネスのプレゼンテーションや会議に参加することは難しいことが多い。
TOEIC 600点～784点
ビジネスでの英語能力が中級レベル。日常的なビジネスでのコミュニケーションには問題ないが、国際的なビジネスでのコミュニケーションには苦労することがある。ビジネスの文書を読んだり書いたりすることが難しいことが多い。ビジネスのプレゼンテーションや会議に参加することもできるが、英語での表現につまることがある。
TOEIC 785点～899点
ビジネスでの英語能力が中上級レベル。国際的なビジネスでのコミュニケーションができるが、ビジネスの文書を読んだり書いたりすることがやや困難であることがある。ビジネスのプレゼンテーションや会議に参加することもできるが、話し方や表現にまだ改善の余地がある。
TOEIC 900点～990点
ビジネスでの英語能力が高い。国際的なビジネスでのコミュニケーションができ、ビジネスの文書を読んだり書いたりすることが容易である。ビジネスのプレゼンテーションや会議に参加することもできる。また、ビジネスに関する専門用語や表現にも熟知している。
TOEICスコアが有利になる求人を紹介してくれる転職エージェンとはオススメです
転職エージェントだと自分のTOEICのスコアで転職が有利になる求人だったり、英語力が活かせる求人などを紹介してくれます。
TOEICや英語能力の側面だけではなく長期的なキャリアを描いて一緒に将来を一緒に考えてくれるキャリアアドバイザーがいて心強いのが転職エージェントの強みです。
TOEICスコアがなくても転職エージェントはそれに合わせた求人を紹介してくれます
TOEICのスコアがなかったり、高くなくてもそれに合わせて考慮して求人を紹介してくれるのも転職エージェントです。安心してください。
転職エージェントの良さはその人の強みを理解して活躍できるような求人を紹介してくれることです。
また転職エージェントを利用すると転職活動はとてもラクになります。
転職エージェントは無料です。
自分に合った求人を紹介から面接日程調整、履歴書の添削、面接の練習もやってくれますので心強いです。
おすすめの転職エージェント
- JACリクルートメント
ハイクラス転職に強いです。
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幅広い業界をサポート。
- リクルートダイレクトスカウト
登録するだけでスカウトが届く。
合わせてオススメ転職エージェントのまとめ記事がありますのでぜひ読んでみてくださいね。
まとめ：TOEICスコアはないより合ったほうが転職には良い！
いかがだったでしょうか。TOEICのスコアは転職活動に役に立つことが分かったかと思います。
今からなんとか良いスコアを取っておきたいという方もこの記事のやり方でサクッとスコアアップしてみてくださいね！